トピックスTopics
松本千登世さん
スペシャルインタビュー
美容エディター
松本千登世さん
スペシャルインタビュー
まつもと・ちとせ 美容エディター。女性誌や単行本など、美容や人物インタビューを中心に活躍。化粧品やメイクといった美容法に留まらず、日々の暮らし方や心の持ち様など幅広い視点で読者にアドバイスを送る。『ハイヒールは女の筋トレ美の基礎代謝をあげる82の小さな秘密』(講談社刊)や、エレガンスを育てるエッセイ集『もう一度大人磨き綺麗を開く毎日のレッスン76』(講談社刊)ほか、著書多数。
化粧品業界が新しい一歩を踏み出した
今だから改めて注目したい!
基本のお手入れの
大切さと
ロングセラー製品の
魅力とは?
「化粧品によってシワが改善できる」と言えるようになり、化粧品業界は大きく変化しました。
しかし、日々のお手入れで本当に必要なアイテムは、やはり「基本のスキンケア」ではないでしょうか。
これら、化粧品業界のお話や基本のお手入れ、選ぶべきアイテムなどについて美容エディターの松本千登世さんにお話を伺いました。
悩み解決型製品の登場で
化粧品の役割が明確に
——近年の化粧品業界の変化は凄まじいものがあります。特に2017年以降の『シワ改善美容液』が登場したころからの変化を教えてください。
松本千登世さん(以下、松本)シワの改善が言えるようになったことはもちろんその会社の功績ではありますが、“化粧品会社すべての想い”だったのではないでしょうか。化粧品は“言えないことだらけ”ですが、実はそれ以上のことが本当はできているんです。2017年は、それを言葉にできた瞬間だったと思います。実際にシミやシワで悩んでいる人がいて、それを解決するのが化粧品の役割だという、すごく本質的なところがグッとクリアになった気がします。
——化粧品が“気休めではない”と理解された瞬間でもありましたね。
松本 はい。私は出てきた悩みをモグラ叩きのように“後追い”で消していくのはすごくツラいことだと思っているので、いわゆる悩み解決型の製品が出てきたことで「シワを気にせず思い切り笑える」と前向きに考えられることがうれしくて。さらに美容と医療の境目がより溶け合ってきたともいえるので、お互いを否定し合うのではなく、それぞれの役割を認め合える方向へと、私たちの考え方も大きく変わってきた気がします。
——こうした化粧品が誕生することで、基本のお手入れに目が向かなくなってくることはありませんか?
松本 そうですね。確かにシワ改善美容液のようなアイテムがあれば「笑い過ぎてシワができても何とかなるかも」と、ポジティブになれる感覚はありますが、私は断然基本のお手入れが大切だと思っています。シワひとつとってもいろんな考え方があると思いますが、私はその方自身が魅力的であれば、その人のシワは気にならないんです。
「自分が気持ちよくいるってどういうこと?」という感覚でシワに対峙できるといいですよね。私はできれば柔らかいシワ、ちょっとしなやかなシワがいいなぁと思っているんです。薄い紙を折ったようなシワではなく、布を柔らかく折ったような。
——こうした化粧品が誕生することで、基本のお手入れに目が向かなくなってくることはありませんか?
松本 そうですね。確かにシワ改善美容液のようなアイテムがあれば「笑い過ぎてシワができても何とかなるかも」と、ポジティブになれる感覚はありますが、私は断然基本のお手入れが大切だと思っています。シワひとつとってもいろんな考え方があると思いますが、私はその方自身が魅力的であれば、その人のシワは気にならないんです。
「自分が気持ちよくいるってどういうこと?」という感覚でシワに対峙できるといいですよね。私はできれば柔らかいシワ、ちょっとしなやかなシワがいいなぁと思っているんです。薄い紙を折ったようなシワではなく、布を柔らかく折ったような。
ハリやしなやかさ、弾力がシワを柔らかくするので、そういう土台のしっかりした肌でいることがシワを改善したり、シワを寄せ付けない秘訣なのかなと思います。
ハリやしなやかさ、弾力がシワを柔らかくするので、そういう土台のしっかりした肌でいることがシワを改善したり、シワを寄せ付けない秘訣なのかなと思います。
それでも基本のお手入れが大事
「スキンケアはメイク」ですから
——松本さんが大切にされている基本のお手入れは何でしょうか
松本 肌にハリとツヤがあれば年齢サインなどネガティブなものは目立ちません。そのためには保湿と紫外線ケアはとても重要です。うるおっていればしなやかで柔らかくいられますし、紫外線はもう常識ですが、すべてを奪ってしまうので、自分が持っているものをいかに長持ちさせるかという意味ではきちんとケアしたほうがずっと自由でいられると思います。
私自身は『スキンケアはメイク』だと思っています。1カ月後や3年後にキレイになりたいということよりも、今、肌が健やかになることを重要視するようになったら、スキンケアがすごく面白くなりました。丁寧にとか手間や時間をかけるというより、その場で肌が求めるものをちゃんと満たしてあげることが大切だと思います。
——リソウのリペアジェルは肌が必要としているものをしっかりと配合したオールインワンアイテムです。
松本 まさにそうですね。配合成分のビタミンCは理想的な整肌成分と言ってもいいものですし、だから自分が気にしている悩みにしっかり働きかけてくれるのだと思います。あとは守りと攻めの両方を叶えられるのも素晴らしいし、コラーゲンをつくるのにも必須の成分です。
——もうひとつのコア成分である【コメ発酵生命体®】についてはどう思われますか?
松本 無農薬で自社栽培という取り組みでつくられたものというのが素晴らしいです。今は時代的に成分のトレーサビリティを明確にするという風潮ですが、それよりもずっと以前からちゃんと哲学や信念のもとに行われている取り組みであるところがすごいと思っていて。私たちは職業柄そういった情報に触れる機会が多いので、成分の作り方やこだわりを“信じられる”ところがうれしいですね。長く使いたいと個人的には思っています。
——リペアジェルは発売から20周年を迎えます。改めて松本さんの感想を教えてください。
松本 肌のうるおいの変化が顕著で。ムギュッと満たされる感じになりました。私が目指す健やかな肌にはうるおいが必須なのですが、この高保湿感ならそれが叶うんです。まさに基本のお手入れの大切さを感じさせてくれる、日々のお手入れに必要なアイテムです。私は今回改めて導入のローションと新製品のシートマスクの仕上がりにも感動しました。肌が美しくなる瞬時の効果と、長く信じて共に生きたいという感覚の両方を得られるアイテムが揃っているのが、リソウさんのラインナップですね!